胡錦涛中国国家主席の特別代表として王岐山副総理とバラク・オバマ米大統領の特別代表としてティモシー・ガイトナー米財務長官は、第4回中米戦略・経済対話枠組みに基づく経済対話に臨んだ。7日付中国証券報が伝えた。
中米両国はより的確な政策を実施し、マクロ経済における協力強化を目指し、開放的な貿易と投資を促進し、国際規則とグローバルな経済管理を強化し、金融市場の安定と改革を推進することを宣言した。
アメリカ側は引き続き、経済成長方式の転換、投資と輸出の増加、貯蓄率を中期的に過去30年間(1980年―2010年)の平均水準に引き上げることに努めるとした。
中国側は経済発展方式の転換、国内需要の積極的な拡大、消費の拡大を内需拡大の戦略的重点とすることを目指す。これらの目標を着実に推進するため、中国は構造的減税政策を強化する。2012年末までに、一部の国民生活に密接に関係する生活用品の輸入関税を引き下げることに努める。また、営業税の徴収から増値税(付加価値税)の徴収への切り替えの試行範囲を積極的に拡大し、増値税改革範囲を全てのサービス業種と地域へと徐々に拡大し、重複課税を無くし、サービス業のより速い発展を推進する。