中日間のビジネス関係は発展しているだけでなく、広がり、深まってもいる。中国企業は日本での投資を手がけるようになり、日本のサービス企業はコンビニエンスストアチェーン、ファッション企業から個人経営のレストランに至るまで、中国のこれから発展する二線都市や三線都市に進出しつつある。箱崎氏は、「サービス企業は新たな展望を探している」と話す。
だが、より重要な変化は、日本の中小企業が中国での業務展開に寄せる意欲が高まり続けていることにあるといえる。中小企業は日本の今なお強大な製造業を構成する主要なパーツだ。