日本の中小企業の多くにとって、中国での業務展開が困難な一歩であることは変わりない。各企業は忠誠心をもった従業員が何十年もかけて磨き上げた高度な製造技術に自信と誇りを抱いており、心が定まらない可能性のある中国人従業員に長年にわたって培ってきた、品質に定評がある、心血を注いで完成した技術を与えることに懸念を感じている。
海外での営業販売は規模の小さな企業にとっては長期的な挑戦となるが、日本の中小企業の一部は日本の商社と提携し、中国に進出した日本の主要製造企業の大規模なグループを利用して業務を展開している。
「人民網日本語版」2012年6月3日