関西財界訪中代表団による記者会見
日本関西地方のトップクラスの大物からなる関西財界訪中代表団は7月1日、北京を訪問し、訪中初日にして大きな成果を収めた。7月3日、中国の習近平国家副主席は関西財界訪中代表団と会談し、中国が関西地方との交流及び連携を非常に重要視していること、双方の全面的な協力と、将来を見据えた中日の戦略的互恵関係の不断の発展を推進していく旨を示した。
7月4日午後、訪中代表団は記者会見において、共同団長である森詳介・関西経済連合会会長(関西電力株式会社取締役会長)は、この度の北京訪問を振り返り、「習近平国家副主席との会談が成功を収め、日本を重要視している旨を示してもらったことで、既に中国に進出している日本企業にとっても、将来的に進出を考えている日本企業にとっても大きな自信に繋がり、今後の中国との経済交流を進めていく上での安心材料になった」と述べた。また、今回の会談で、「中国が国際社会の一員としての責任と自覚を持って行動していることを感じ、とても印象に残った」とも話した。訪中を振り返っての評価について、共同団長である佐藤茂雄・大阪商工会議所会頭(京阪電気鉄道株式会社代表取締役CEO )は「90点」の高得点をつけた。