自動車産業の専門家である賈新光氏は「2011年に販売台数が減少したことを受け、比亜迪(BYD)は電気自動車戦略による挽回を狙っていた。しかし、中国政府の省エネと新エネルギーに関する援助政策に変化があり、ハイブリッド・カーも援助の対象となったため、比亜迪(BYD)は電気自動車の普及と販売において、厳しい競争を強いられることになり、形勢は徐々に不利になっていった」と指摘する。
比亜迪(BYD)の業績の足を引っ張っているのは、やはり自動車事業である。2010年以降、比亜迪(BYD)の自動車事業は減速し続けており、2012年には自動車市場全体が不振に陥ったために、比亜迪(BYD)の不振にも拍車がかかった。