サムソン「2010年度の売上高、日本の電子機器メーカトップ15社の総額を上回る」
韓国と日本の大企業の業績を比較してみよう。
英ブランド・ファイナンスが今年8月23日に発表した世界の大企業500社 のブランド価値を評価した結果によると、サムスンは381億9700万ドルと評価され、6位を記録した。日本勢の中でも最有力企業であるトヨタは15位にとどまった。
韓国の聯合ニュースは今年8月、韓国を代表する大手企業が世界市場で躍進している様子を伝えている。半導体、ディスプレイ、製油、建設、鉄鋼、造船など輸出に強い主な6産業を擁する韓国大手企業の市場価値は、日本の同業他社を上回っている。
半導体業界では、韓国サムソン電子の市場価値は198万億5590ウォンと、日本の半導体大手である東芝(16万億5910ウォン)を大幅に上回っている。2010年にはすでに、英紙「ファイナンシャルタイムズ」が「2010年度の売上高は、日本電子機器メーカ大手15社分の総額を上回っている」とサムソン社を絶賛している。
また、自動車、化学工業、インターネット、ゲーム、メディア・広告、タイヤ、通信機器、外食産業、製薬などの業界を見ると、韓国大手企業の市場価値は日本企業におよばないとはいえ、その2国間差は縮小されつつある。
韓国企業と日本企業の市場価値の変化は、両国の経済全体の動向を反映していると言える。世界は日本企業に悲観的な予測しかたてれないが、韓国企業はまだ高成長を続けている。
台頭する韓国、日本の経済制裁なんて怖くない