離れられない中国市場
日本ブランドの中国における最重要販売ルートである国美電器のデータによると、広州国美の8月のパナソニックおよび東芝の販売は約50%減となり、全面的に販売が低迷した。
奥維コンサルティング(AVC)の文建平副総経理は、「広州と上海は日本ブランドが最も強みを持つ市場であった。日本ブランドが広州でトップ3から転落したことは、中国市場全体での販売低迷を意味している。パナソニック、東芝、三洋等は中国市場から淘汰される危険に直面しており、シャープやソニーも主流ブランドから外される流れだ」と表明した。
専門家は、「日本は中国で慎重な投資を続けてきた。日本の工場の従業員削減が困難で、保守的な経営戦略を維持している他に、中日関係に対する懸念もその重要な理由だ。中日関係の悪化を受け、日系企業は中国への投資により慎重な姿勢を示すだろう」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年9月19日