日産は中国への自動車輸出を停止した2つ目の日系メーカーだ。さきに伝えられたところによると、トヨタはレクサスの対中輸出をしばらく停止にするという。中国のレクサス取り扱い部門の楊琳スポークスマンはこのうわさを否定しつつ、市場の情況を踏まえて一部車種の輸出台数を着実に調整する方針であることを明らかにした。
日産「インフィニティ」の4S店(販売、部品提供、アフターサービス、情報フィードバックを手がける総合的サービス店舗)の責任者によると、「自動車の輸入停止は、ディーラーにとっては朗報」だという。9月以来、販売が止まったような状態になっており、これまで1カ月あたり120台から130台売れていたのが30台にも届かなくなっている。「店には大量の在庫があふれており、輸入を停止すれば、なんとか在庫を消化できる」という。
レクサスの販売台数もインフィニティと同じく大幅に落ち込んでいる。レクサスの4S店の責任者は、「現在のひと月あたりの販売台数はインフィニティと大差なく、20台ほどだ」と話す。日系三大高級車のうち、状況が最も深刻なのはホンダの「アキュラ」だ。アキュラの4S店の責任者によると、もともと販売台数はそれほど多くなかったが、9月から10月にかけては数台しか売れなかった。「メーカーが対策をうち出すうち出さないにかかわらず、多くの販売店が輸入を一時停止にしている」という。