10月、上海市金融機関の預金残高が大幅減
中国人民銀行(中央銀行)上海本部が11月14日発表したデータによると、10月の上海市の国内資本・外資金融機関の人民元・外貨建て各種預金残高は661億3000万元減少した。ただ、定期預金の増加傾向が依然目立つ。10月、個人による定期預金が76億3000万元増加し、新規定期預金は前年同じ時期を65億元上回る大幅増となったことを除くと、他の各種預金はいずれもある程度の減少が見られた。15日付中国証券報が伝えた。
また、上海市の個人向け住宅ローンの増加傾向に減速感が見られた。10月、上海市の人民元・外貨建て個人向け住宅ローン残高が29億5000万元増加し、同月の新規住宅ローンは前年同じ時期を9億7000万元を上回ったものの、前月を8億1000万元下回った。
10月上海金融机构存款大幅回落
中国人民银行上海总部14日发布的数据显示,10月上海市中外资金融机构本外币各项存款减少661.3亿元,同时储蓄存款的定期化趋势依然明显。当月除个人定期存款增加76.3亿元,同比多增65亿元外,其他品种存款均有所下降。
此外,上海个人住房贷款增势放缓。10月上海市本外币个人住房贷款增加29.5亿元,环比少增8.1亿元,同比多增9.7亿元。