インフレ防止を通貨政策の中心に据えるべき=中国中央銀行総裁
中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は17日、中国経済が発展モデルの転換期にあり、デフレの場面より経済の過熱によるインフレの場面が多いため、終始インフレ防止を通貨政策の中心に据える必要があるとの考えを示した。19日付中国証券報が伝えた。
周小川総裁は、「現在、金融分野の逆サイクルにおける政策ツールには、公開市場操作、金利・預金準備率の調整、資本勘定管理などがある。まだいくつかのツールが用いられていないが、いざというときに備え、豊富な政策ツールを用意しなければならない」と強調した。
周小川:货币政策需始终强调防通胀
中国人民银行行长周小川17日在2012财新峰会上表示,中国经济处于转轨过程中,经济过热倾向往往多于通缩倾向,货币政策需要始终强调防范通胀。
目前金融宏观逆周期式调控工具包括公开市场操作、利率、存款准备金率和资本监管要求等。尽管有些调控工具现在并未使用,周小川称,应丰富调控工具,以便需要时使用。