第9回珠海エアショーに展示された中国の滑空式誘導爆弾
滑空式誘導爆弾新型武器が多数出展
『ディフェンス・ニュース』は19日、「西側諸国はこれまで、中国製の武器を劣悪なコピー品の同義語としてきたが、第9回珠海エアショーではすべてが異なった」とトップニュースで伝えた。かつてロシア製のミサイルやレーダー等をコピーしていた武器は、高品質の中国製品に取って代わられた。これまで珠海エアショーに注目してきた米国の防衛専門家は、「珠海エアショーには多くの新型武器が展示されたが、そのうちの多くは今まで見たこともないものだった」と語った。
中国は2004年より投資拡大により、各種軍事プロジェクトを同時推進し、国内の競争と開発期間の短縮を促した。これにより中国の新型武器の開発による成果が、爆発的に増加した。人民解放軍は一部の新型武器を調達するかもしれないが、そのうちの大部分は対外的に販売される。今年の珠海エアショーでは、軍用機に搭載される精密誘導武器を提供する企業が、2社から4社に増加した。今年初出展となった中国兵器工業集団(北方工業公司)、中国兵器装備集団は、米滑空式誘導爆弾「AGM-154」に類似する爆弾を展示した。北方工業公司はまた、レーザー誘導型貫通爆弾「天戈-1000」を展示した。同爆弾の重量は、米国の2000キロ級の貫通爆弾「GBU-28」の半分のみだが、人民解放軍が急速に発展させる新たな能力は、米国およびアジア太平洋の同盟国に基地の防衛強化を検討させるに足るものだ。
“大批新装备从未见过”
《防务新闻》19日头条的报道称,以前西方一直认为中国制造的武器是“劣质仿制品”的同义词,但在第九届珠海航展上,一切都不同了”。报道称,原来那些俄罗斯导弹、雷达等装备的仿制品已经被高质量的“中国制造”所取代。一名长期关注珠海航展的美国防务专家表示,“航展上出现大批新装备,其中很多是我们从未见过的”。
报道认为,2004年以来,中国通过增加投资,推动多个并行的武器项目以促进内部竞争、缩短开发周期,使中国新武器研制成果得以爆发式增长。报道猜测,或许解放军会采购部分新武器,但其中大部分都将对外销售。本届航展一个显著的亮点是,提供机载精确制导武器的公司由以前的两家增加到四家,新参展的中国兵器工业集团(北方工业公司)和中国兵器装备集团都展出了类似美国AGM-154“联合防区外武器”的滑翔炸弹。北方工业公司还推出代号“天戈-1000”的重型激光制导钻地炸弹,尽管它的重量只有美国2000公斤级GBU-28 钻地炸弹的一半,但“解放军快速发展的新能力足以让美国及其亚太盟友考虑增加措施来强化基地的防护了”。