▽自動車企業、年末に向けラストスパート
9月以降、自動車の販売台数は徐々に回復し、年末に向かって需要が拡大しつつある。大部分の自動車メーカーは年末の販売台数で「有終の美」を飾ることを期待している。広州の購入制限開始から4カ月が経ち、抑圧された消費力が年末に爆発する可能性もある。
また、広州モーターショーは幅広い影響力を持ち、広東省だけでなく、海南、広西、福建、湖南などからも消費者が集まる。特に割引が大きいミドル・ハイエンド車種は周辺地域の消費者から注目されており、新車の販売けん引が期待される。
12月はディーラーのノルマ達成に向けた最後の月であり、多くのディーラーが年末、利潤最大化を目指し、思い切った値下げでラストスパートをかける。まさに「舎車保帥(大きな損失を免れるために小さな損失を余儀なくされる)」だ。このため、11月末から12月中旬にかけては、最後のセールの時期となり、広州モーターショーは年末販促の始まりと言える。
「人民網日本語版」2012年11月22日