もちろん、国外の著名ブランドのクルマも数十年の歴史の中で、マーケットの中でもまれて力をつけて来たのである。「北汽」側も、このようにすでにでき上がっているブランド・イメージのカベをどのようにして乗り越えるか、冷静に分析している。
中国の消費者の間でも、やはり外国車、合弁車を選ぶ傾向があることも歴然としたことであり、そのような消費者の心理のカベをいかに乗り越えていくか。「北汽」の人たちはアフターサービスの最大限の強化、品質の保証に力を入れているようだ。
ちなみに、外国の著名メーカーにしても、二十年、三十年かけてブランド・イメージを確立してきたのだから、「北汽」にしても、他の中国の国産車メーカーにしても、じっくり時間をかけて努力することが必要であろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年11月26日