中国が全面的な「小康社会(いくらかゆとりのある社会)」を実現するプロセスは、巨大な資本市場の台頭と共に進むだろう。将来的な見通しにおいて、経済が年平均7―8%の安定した成長を保ち、各分野の改革がより一層進展することは、資本市場の発展の最も根本的な部分である。中でも、重要なのは市場の資源配分と価格発見機能がより効果的に発揮されることによって、公平且つ安定して改革の利益を最大化することである。26日付中国証券報が伝えた。
中国共産党中央政治局常務委員である国務院の李克強副総理は先般、「中国が30数年かけて手に入れた巨大な成果は、改革開放の賜物であり、既に存分にその恩恵を受けている。新たな出発点においては、全面的な小康社会を実現し、経済発展モデルの転換に一層力を入れる必要がある。国民がより良い生活を送るためには、依然改革開放が必要不可欠である。これは、中国の発展に大きなチャンスをもたらしている」と指摘した。
実のところ、改革開放は資本市場の発展においても、最大のチャンスである。世界第2位の経済大国へと成長するにつれ、中国の資本大国としての地位も確立された。「量」から「質」への資本市場のグレードアップは、市場の改革と経済体制の改革なしでは実現できない。現在、一刻も早く実施すべきは、市場の機能の発揮を制約している障害を取り除くことである。
我国全面建成小康社会的过程,将伴随着一个强大资本市场的崛起。展望未来,经济保持年均7%-8%的稳定增速、各领域深化改革释放深层活力,将是资本市场发展的最大基本面。这其中,最重要的是发挥好市场的资源配置和价格发现功能,最大化、公平、平稳释放改革红利。
中共中央政治局常委、国务院副总理李克强日前指出,我国30多年来取得的巨大成就,靠的是改革开放,甜头已经尝到。在新的起点上要全面建成小康社会,加快转变经济发展方式,让群众过上更好生活,依然要靠改革开放。这是我国发展的最大“红利”。
实际上,改革开放也是资本市场发展的最大“红利”。伴随经济总量跃居世界第二位,中国也成长为资本大国。资本市场要实现从“量”到“质”的提升离不开自身改革,更离不开经济体制改革,目前最急迫的是破解制约市场功能发挥的阻碍因素。