近年中国で私募ファンドが次々と誕生、報道によれば、浙江省だけで数万あり、多くの資金は国外から(ゼロコストで無限のドルが)流入しており、 やみくもに中国資本の企業株を買収している。中国はこうした「外資」の導入を見逃してはならない。産業構造を改善し、産業のグレードアップを図るためであれば、事業や設備、技術、管理を導入しても構わないが、資金が国内の人民元とワンセットでなければ、外貨は絶対に導入してはならない。中国はドルなど信用通貨マークのついた外貨準備を増加しないか、「遊蕩児」のようにわれわれの手中にある外貨準備金を使わなければ、とどまるところがない米欧日の「量的緩和」によって巨額の外貨準備高が薄められ、何も残らなくなってしまう。
中国の外貨準備資金を使って在中外資系企業の株を購入することを筆者は勧める。そうすれば公有制経済の国民経済における主体的地位、国有企業の主導的地位を向上できるからだ。(作者:中国現代国際関係研究院研究員)
近年来,中国的私募基金如雨后春笋,据报道,仅浙江一地就有数万家,很多资金源于境外———零成本无限量的美元,大肆收购中资企业股份。鉴于此,中国不可以再傻乎乎地引进“外资”,如切实有改善产业结构,实施产业升级的必要,也可以引进项目以及相关设备、技术与管理,资金一定由国内人民币配套,而绝对不可以引入外汇。中国可以不增加任何以美元等信用货币标识的外汇储备,或像“败家子”那样花掉我们手中持有的非黄金外汇储备,否则巨额外汇储备会被美欧日无止境、无限量的“量化宽松”稀释精光。
笔者建议用我们的外汇储备收购在华外资企业股份,以此来切实提高公有制经济在国民经济中的主体地位、国有企业的主导地位。(作者是中国现代国际关系研究院研究员)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月16日