▽期待その8:新エネルギー車がブレークスルーを果たす
エネルギー需要は日に日に緊迫化している。エネルギー節約を奨励し、より軽く、排気量が小さい車を奨励するか、あるいは新エネルギー車(プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車、電気自動車など)を発展させる必要がある。中国はかねてより新エネルギー車の発展を重視し、奨励政策や規定を打ち出している。しかし、功をあせり、「技術の転換期を利用して他国を追い越そう」とする考えが災いし、新エネルギー車の開発と普及は伸び悩んでいる。
しかし、国と地方による推進を背景に、多くの新エネルギー車と支援政策が打ち出されている。また、政府部門と関連機関は率先して新エネルギー車を購入し、商業運行を推進している。例えばBYDによる「バスの電動化」はすでに大規模な範囲で進められている。2013年、新エネルギー車の発展がブレークスルーを果たす事を期待する。
▽期待その9:技術とブランドを重視した自動車の輸出
中国車メーカーの自動車輸出および戦略はかつての家電製品と似ている。すなわち、コストパフォーマンス、又は同地域内での価格競争を通じて市場を勝ち取るというやり方だ。
中国車メーカーにとって輸出がますます重要になる今、価格競争をやめ、「一千の敵を殺し、八百の味方を失う」というやり方を捨てなければならない。
2013年、中国車メーカーが製品だけでなく、サービスや金融を含むアフターマーケット・システム、ブランドを輸出できることを期待する。このようにすることで、中国は世界で通用するブランドを持つことができる。
「人民網日本語版」2013年1月5日