2013年大口商品市場、弱気相場から強気相場へ

2013年大口商品市場、弱気相場から強気相場へ。

タグ: 大口商品市場

発信時間: 2013-01-07 15:24:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2013年、商品市場でインフレが発生することはほぼ確実である。経済が回復するかどうかに関して、年初の時点では依然見通しはっきりしないが、人々が回復を認識したときには、物価の上昇はすでにファンダメンタルズを大きく離脱しただろう。7日付中国証券報が伝えた。

3年連続で弱気相場が続いた商品市場だが、2013年は上昇に向かう兆しだ。景気刺激策への期待が高まる中、世界の主要経済国はいずれも経済が安定した回復に向かうと筆者は見ている。特に、「ユーロ圏の解体」というテールリスクが発生する可能性が大幅に小さくなり、新興国市場から海外資金が絶えず流出すると言う2012年の状況は変わると見られる。また、流動性が高まる中、商品市場はリスク資産が高収益を期待できる温床となるだろう。世界の名目金利の低下には限界があり、実質金利がマイナスとなることで、大口商品の在庫は再び増加する見通しで、弱含みで推移する需要の拡大にプラスとなる。しかし、大多数の商品にとって、高すぎる生産能力は圧力となり、収益面への懸念が商品在庫の伸びを抑制するため、2013年は基幹産業工業製品が弱気相場から強気相場への転換をけん引すると見られる。弱気相場からの脱出が2013年の大口商品市場の主な動きとなる見通しだ。一方、農産物はマクロ環境とは関連性が低いため、2013年に再び異常気象による被害を受ける可能性も低く、在庫消化は低水準で回復に向かうと見込まれ、供給面は需要よりも大幅に改善し、好転すると見られるため、農産物の価格が下がる可能性は小さい。

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