岐路に立つ中国の住宅市場

岐路に立つ中国の住宅市場。

タグ: 中国住宅市場

発信時間: 2013-01-10 17:26:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

王さんのように、高騰前の購入を急ぐ人は多い。彼らは住宅価格が間違いなく高騰すると考えている。この考えはまた、外国の投資銀行の研究報告書によって裏付けられた。ドイツ銀行、ゴールドマン・サックス、シティバンク等の投資銀行はこのほど相次いで研究報告書を発表し、「中国本土の不動産市場の回復は予想を上回るもので、短期間内に1・2線都市のデベロッパーの株価が高騰しており、住宅価格が約5%上昇する可能性がある」とまとめた。

これらの研究結果は、失望的なものだ。2003-2012年に渡り、中国の不動産市場は計4回の調整を行なってきた。業界筋は、「2012年は不動産購入抑制策が最も厳しく、過去最大の範囲で最も集中的に行われた」と語った。中央政府の関連部門も、抑制策を継続し、保障性住宅(低所得者向けの安価な住宅)の建設を強化し、不動産価格を合理化させ、価格の反転上昇を許さないと表明した。

しかしながら、2012年上半期の低迷と冬眠を経て、購入とローンの制限を中心とする抑制策の効果が次第に薄れていった。一部の市場は、これらの干渉に対して一定の「免疫力」をつけた。7・8月より取引件数が月を追うごとに増加し、一部の都市では過去最多を記録した。現在に至るまで、この住宅購入ブームが続いている。

     1   2   3   4   5    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。