公開された資料の統計データによると、12月だけでも中国の10以上の都市で、総価格・単価の「地王」が出現した。これらの都市には、上海、広州、深セン等の1線都市の他に、南京や佛山等の2・3線都市が含まれる。
多くの業界関係者は、都市化の推進に伴い、将来的により多くの土地が販売されると予想している。融資ルートの開拓、資金繰りの好転を背景とし、不動産企業の土地獲得の積極性が高まり続ける。
現在の土地市場の動きについて、中国国土資源部は「各地は住宅用地の供給を増加し、地価の安定を維持し、『地王』等の市場に対するミスリードや妨害を減少させるべきだ」と求めた。中国住房・城郷建設部もまた、「不動産市場の調整・抑制を力強く継続し、購入制限措置を続け、投機的な投資目的の住宅需要を抑制し、合理的な自宅購入・買い替えの需要を支持する」と表明した。