東日本大震災2周年にあたり、日本の主要株価指数は地震前の値を取り戻すだけでなく、過去4年半で最高を記録した。日本経済は長期デフレの中で災害による深刻な打撃も受けた。現在は原発の段階的再開、円安、インフレ刺激措置、自由貿易圏交渉の積極的展開といった手段を通じて回復を図っている。経済参考報が伝えた。
■大規模な資金投入で衰退の暗雲を吹き払う
11日の東京株式市場で日経平均株価は終値で1万2349円05銭(65円43銭高)をつけ、8日続伸した。日銀の石田浩二審議委員は同日、力強い金融緩和策の継続を表明。次期日銀総裁候補の黒田東彦氏は2%のインフレ目標を変える必要はないと表明した。