米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』でもこのニュースは取り上げられた。これによると、「競争の激化」や「大国同士の関係」などの影 響を受け、ドイツメーカーや米メーカーの好調と中国国産メーカーの勃興に押される中、「中国市場の先導的位置を日本メーカーが取り戻すのはほ とんど不可能」であり、日系メーカーの中国における全盛時代はすでに去ったという。
▽春の復活に賭ける日系メーカー
昨年まで、日系メーカーの中国での売り上げの復活は困難だが可能であるという分析が主流だった。復活に向けた転換点は今年の春季と予想され ていた。
昨年11月、各メーカーの中国での売り上げは、マツダが同期比29.7%減、日産が同比30%減、ホンダが29.2%減だった。減少幅は依 然として大きかったが、それまでの2カ月と比べれば大幅な改善が見られた。日系自動車は13年春には復活の兆しを見せるだろうと予想されてい た。