新車種の導入が遅れていた広州汽車ホンダはこのほど、グローバル戦略におけるミドルクラスセダン「クライダー」(中国名:凌派)と新しいコンセプトに基づいて設計された「理念S1」を発表し、「2回目の飛躍」に向けた幕を開いた。「北京青年報」が伝えた。
自動車メーカーが自社において新車を集中的に発表するのはよくあることではないが、同社がそうした方法を採用したことから、勢いを得て飛躍しようとする強い意欲がうかがえる、同社の姚一鳴執行副総経理(副社長)によると、2種類の新車種の導入は最速のスピードで進められており、まさに夜を日に継ぐといった状況だ。新コンセプトの理念S1は5月に、クライダーはその1カ月後に市場にお目見えする予定という。