クライダーはミドルクラス市場における遅れを回復するものになり、新型の理念S1は二線・三線市場での競争力を強化するとみられる。今後は、年内に第9世代アコードをうち出し、来年に広州汽車ホンダ初のスポーツ用多目的車(SUV)をうち出し、市場開拓の歩みを徐々に速める見込みだ。
クライダーと新理念S1の登場から、中国自動車市場の発展に順応するため、ホンダはグローバル戦略車種を中国市場に直接投入するという方法を改めたこと、事業の重点を中国現地での発展に置いたことがわかる。姚執行副総経理は、「広州汽車ホンダは研究開発会社を設立して以来、クライダーのブランドの独自研究開発の推進に力を入れてきた。現在、研究開発会社は研究開発しながら生産を行うという段階に入り、研究開発チームの若いメンバーは引き続き海外の専門家の指導を受けることになっており、課題を解決する力が向上している」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年4月24日