中国の金融改革に注目
初日は午前に出席者全員が同じ議題について話し合った後、午後は戦略対話と経済対話に分かれた。中国国務院の汪洋副総理と米財務省のジェイコブ・ルー長官が経済対話を主宰し、楊潔チ国務委員(チ=竹かんむり+褫のつくり)、ケリー国務長官が戦略対話を主宰した。
米財務省によると、「高度開放」、「市場化」、「金利の自由化」、「為替相場の自由化」などの問題は依然として重視されており、いずれも「力強く強調する」、「力強く推進する」などの強い言葉で修飾された。米国の高官は、中国の改革の必要性を強調し、「両国の高度に開放された投資・貿易関係の構築、為替相場改革、為替相場・金利に対する市場の決定的な作用の形成を力強く推進する」と語った。