中国金融改革の促進は、中米戦略対話の重要な内容だ。米連邦準備制度理事会のバーナンキ議長、中国財政部の楼継偉部長、中国人民銀行の周小川総裁は、中国金融の安定と開放、米国の量的緩和策(QE)と中国金融について、議論を掘り下げることになる。中国の開放加速は、米国にとって重要な戦略的意義を持つ。米国の高官は、「今回の中米戦略・経済対話は、オバマ大統領のアジア太平洋回帰戦略の重要な一環であり、我々は中国側との提携を強化していくことになるだろう」と話した。
中国は米国のQEに、米国は中国の資金不足に注目している。米国務省の高官は、中央銀行(中国人民銀行)の資金不足への対応を評価し、「中央銀行と政府の対応は中国の金融改革を市場化に向かい発展させるという、強い意志を示した」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月11日