現在のトヨタ、ゼネラルモーターズ(GM)、フォルクスワーゲン(VW)の勢いから考えると、今年下半期には世界初の自動車販売台数1千万台達成に向けて各メーカーがラストスパートをかけるとみられるが、諸々の要因を総合的に考えれば、決戦は来年に持ち越されることが予想される。「国際商報」が伝えた。
今月16日までに、GMとVWが今年上半期の世界販売台数を相次いで報告した、GMは前年同期比4%増加の485万5千台、VWは同5.5%増加の470万台だった。トヨタはまだデータを発表していないが、業界では世界一の座を防衛するとの見方が一般的だ。
これまでと異なり、世界三大自動車メーカーの競争のポイントは、どのメーカーも世界自動車市場初となる年間販売台数1千万台に近づいているということだ。それでは一番初めにスパートをかけるのはどのメーカーだろうか。