トヨタなど世界三大自動車メーカー 決戦のカギは中国市場

トヨタなど世界三大自動車メーカー 決戦のカギは中国市場。

タグ: トヨタ自動車

発信時間: 2013-07-22 18:01:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

興味深いのは、VWのヴィンターコーン社長がいう目標の前倒しはいつかということだ。12年の販売台数はトヨタが970万台、GMが929万台、VWが907万台だった。だがVWの販売台数統計には、マンブランドのトラックとスカニアブランドの商用車は含まれていない。これらを含めれば、12年のVWの販売台数は934万台となる。トヨタとGMは統計に商用車も含めている。

VWの18年に1千万台達成という目標は、ヴィンターコーン社長が07年に就任した時にうち出したもので、当時の販売台数は600万台だったことから、海外メディアからは疑問の声が相次いだ。だが12年には50%を超える増加率を達成。12年の934万台を基数とすれば、18年まで7%の増加率を保ちさえすれば、1千万台の達成はたやすいことだ。

メディアに発表されたデータを総合的にみると、今年上半期、VWの中国での販売台数は同約20%増加の154万台に達したが、重点市場であるユーロ圏での販売台数は同7%減少し、同じく重点市場の米国では4%減少した。GMの中国販売台数は157万台で、増加率はVWをやや上回るにとどまったが、米国市場ではより力強い伸びをみせている。トヨタのデータはまだ発表されていないが、VWがトヨタに挑戦状を突きつけ、1千万台の達成に向けて最初にスパートをかけるとしたことから考えて、今年下半期には三大自動車メーカー間の競争はさらに激烈なものになることが予想される。

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