注意しなくてはならないのは、今年1-5月には一定規模以上の工業企業の利益が昨年同期に前年同期比2.4%減少したことを土台として、同12.3%増加したことだ。企業の利益に回復的な上昇傾向がみられることがわかる。
朱氏の説明によると、上半期には工業構造の調整が積極的に進められた。戦略的新興産業の発展ペースが一層加速し、ハイテク産業の増加率が伝統的な産業の増加率を目立って上回った。また技術改良への投資が工業投資に占める割合が持続的に上昇したという。
朱氏は、「構造からみて、ハイテク技術産業の上半期生産額の増加率は11.6%に達し、一定規模以上の工業企業を2.3ポイント上回った。国民の消費と密接に関連する医薬品、食品、自動車の三大産業の増加率は、医薬品が12.6%、食品が11.8%、自動車が11.7%だ。ここから、現在の中国工業経済は全体として安定的に運営されていることがわかる」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年7月25日