◇相場を支える4要素
経済基本面、マクロ政策面、市場資金面、相場技術面の4つの要素が株式市場の上向きを後押ししている。中国国際経済交流センター情報部の徐洪才部長は「株式市場の底打ちは国内経済の安定と関係がある。7月はマクロ経済データがわりとよく、輸出入、外商投資の状況もよかった。同時に欧米経済の回復で外部需要も増え始め、不動産、家電、自動車販売なども上向きの兆しがある。8月、9月は経済回復が期待できる」と話す。
政策面をみると、7月30日に中央政治局は会議を開き、「マクロ調整の方向、力度、ペースをしっかりとらえ、経済運営を合理的な区間に維持する」とともに、「年間の経済社会発展の主要任務の達成を確保する」と明確に提起した。28日に国務院は貸付資産の証券化の試行規模の一層の拡大を決めた。