上海自由貿易区が設立 全体案の5つのポイント

上海自由貿易区が設立 全体案の5つのポイント。 中国経済の発展が高品質化、効率化の第2段階に入ったとすれば、上海自由貿易区がその試験区となる。ここでの投資貿易の便宜性、通貨交換の自由、監督管理の高効率化・便宜化、法的環境の規範化といった方向性がこの国の新たな開放度、改革の新たな見本として示される…

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発信時間: 2013-09-29 16:13:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国務院は27日、「中国(上海)自由貿易試験区全体案」を発行した。上海市外高橋保税区など4つの税関特別監督管理区域、計28.78平方キロメートルの土地に中国大陸初の自由貿易試験区が設立される。

中国経済の発展が高品質化、効率化の第2段階に入ったとすれば、上海自由貿易区がその試験区となる。ここでの投資貿易の便宜性、通貨交換の自由、監督管理の高効率化・便宜化、法的環境の規範化といった方向性がこの国の新たな開放度、改革の新たな見本として示される。

(1)ネガティブリスト:貿易の便宜性を高めるための管理へ

「ネガティブリスト」は上海自由貿易試験区内の典型的な制度革新で、投資分野での「禁止項目以外はすべて可能」という原則が体現、つまりリストにある禁止規定以外は何でもできる上、政府の事前審査も必要ない。

金川邁科金属資源有限公司は上海自由貿易試験区内に登録した大口商品を取り扱う企業。羅盛璋担当者は、「海外進出の意欲が強い企業は非常に多いが、投資審査などで多くの規制を受ける。国際環境の変化のスピードは早く、政府部門の手続きを待っていたら投資のチャンスを逃してしまう。今後試験区で投資審査制を登録制に変更できれば、中国企業のグローバルな資源配分の一助になる」と話す。

「ネガティブリスト」制度採用後は政府の事前審査権力は弱まり、事中・事後の監督管理能力強化が必要となる。

 

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