上海自由貿易区が設立 全体案の5つのポイント
上海自由貿易区が設立 全体案の5つのポイント。 中国経済の発展が高品質化、効率化の第2段階に入ったとすれば、上海自由貿易区がその試験区となる。ここでの投資貿易の便宜性、通貨交換の自由、監督管理の高効率化・便宜化、法的環境の規範化といった方向性がこの国の新たな開放度、改革の新たな見本として示される…
タグ： 上海自由貿易区 ネガティブリスト 日中貿易 サービス業 人民元
発信時間： 2013-09-29 16:13:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
（３）サービス業の開放：「ナマズ効果」で国民に恩恵
主に貨物貿易に着眼する世界貿易機関（WTO）と違い、「サービス業の開放拡大、サービス貿易促進」が自由貿易試験区の重要な任務だ。全体案は、金融サービス、海運サービス、商業貿易サービス、専門サービス、文化サービスおよび社会サービス分野の開放を拡大し、様々な投資家が平等に参入できる市場環境を創造すると明記した。
開放度の欠如、一定の保護の存在によってこれまで中国のサービス業は国内の国民の高まるニーズをまったく満足していなかった。「対外開放は金融、観光、教育、医療など多くのサービス業界に影響し、競争主体の多元化が一般市民への確実なメリットになる」――。復旦大学経済学院の孫立堅副院長は、「政策保護の消失と競争意識の改善にともない、サービス業関連企業は本気にならなければ、自由貿易試験区のケーキの分け前に授かれない」と指摘する。
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