市場関係者は、法制化の任務は並大抵ではないと指摘する。証監会が筆頭となって取り組んでいる全国人民代表大会財政経済委員会の「証券法」改正および「先物法」制定作業は来年の全国人民代表大会の立法計画に盛り込まれる予定だ。「証券法」の改正は資本市場のサービス範囲とイノベーションの空間を広げることから、実体経済と金融業にとって意義重大だが、この作業は容易ではない。今後数年間は証監会の重点作業の一つになるだろう。
「証券法」改正などの法制化が進む中、投資家の利益を守るための市場の公平性維持の重要性がさらに増してくる。証監会の肖鋼主席はすでに「作業の重点を監督管理の法執行強化と投資家、特に中小投資家の合法権益の保護に移行する」と明確に述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月9日