客単価800元(約1万3千円)以上の日本料理に行ったら、実際は食べられない部分に金を支払うものだ。経済参考報が伝えた。
日本料理は飲食業界では異端だ。見た目が豪華なレストランもあることはあるが、総体的には料理が食べきれないほど並び豪華な装飾と高級酒茅台酒が並ぶような中国の高級レストランとは違う。高級レストランは「冠婚葬祭」、「接待」、「商用」と言った概念と結びつくことが多い。
中国のグルメサイト・大衆点評網をみると、上海には日本料理の店が2213軒あり、その中で客単価が800元(約1万3千円)以上の店は9軒だった。場所から見ると2種類に分類できる。ひとつは外灘のような場所にある豪華なレストランで、一方はほとんど「目立たないこと」が究極の目的になっているような横丁にひっそりある店だ。これらの店は中もほとんど目立つところがなく、暗くて狭いことがよくある。
こうした店が驚くほど高い理由に、「細やかさ」と「サービス」という2つのキーワードに総括することができる。