投資する価値のある第二の分野は環境産業。鄭氏によれば、「決定」が提起する「第3者整備の発展」はこれまでの汚染した人が処理する形から汚染した人が費用を支払う形にバージョンアップする。これは重要な抑制と均衡の仕組みで、汚染物質の排出量が基準値を上回る企業がこれまでのように法の網をくぐるのを有効に制約できる。今後、環境保護の市場化によって巨大な環境産業が育成され、脱硫・脱硝、除塵、水汚染処理などの専門技術が急速に発展するとともに、かなりの税収と雇用が創出される。
李毅中氏は、中国は循環型経済の発展に力を入れ、先進技術を使った設備を導入して省エネ、排出量削減、汚染処理に取り組み、汚染物質の排出を大自然が自己修復可能な範囲内に抑えることで富を維持し、拡大していくとの見方を示す。
投資する価値のある第三の分野はサービス業。特に研究開発、物流などの生産性サービス業。李氏によると、工業はサービス業の基礎で、工業化の過程において工業はなお経済を牽引する主導的な力であり、脇に追いやるべきではないという。製造業のサービス化という戦略的方向性に力を入れ、製造業の主要製品のサービス機能拡大を奨励し、アフターサービス、故障診断、メンテナンス・点検修理、検査・測定、遠隔案内、オンラインショップ、更新・改造など付加価値サービスや専門サービスによって付加価値を高める。