中国が今の成長速度を維持すれば、経済総量が2014年に10兆ドルの大台を突破し、米国とともに10兆ドルを上回る二大経済大国となる可能性がある。
2013年をベースに、為替相場の安定を維持し、経済成長率の大幅な減速を回避できれば、中国の経済総量は10兆ドルに達する可能性があるとの見通しをアナリストは示す。
中国の2013年の国内総生産(GDP)成長率は前年比7.7%で、年初に確定した政府目標の7.5%を上回り、56兆8845億元(約9兆3000億ドル)に達した。
さらに重要なのは、2013年の中国経済の構造調整、方式転換、改革促進が実質的な進展を果たし、健全な発展持続に向けた内生的動力が大いに増強されたことだ。