中国はすでに今年の経済を「穏中求進」(安定の中で前進を目指す)と決めている。エコノミストらは、中国の2014年の経済成長率は7.5%前後になる見込みで、10兆ドルの大台突破を後押しすると予想する。
世界銀行が1月中旬発表した最新の世界経済見通し報告書は、2014年の中国の成長率を7.7%と予想した。
ただ、中国の一人当たりのGDPは先進国と比べるとまだ大きな開きがあり、中国が世界最大の発展途上国であるという国際的地位は変わらないと専門家は指摘する。
2010年に中国は日本を抜いて世界第2位の経済大国となり、2013年に中国の経済総量が世界第3位の経済大国である日本の二倍になった。