中国の貿易、5月以降安定回復 外需の不確定性が最大の試練=商務部

中国の貿易、5月以降安定回復 外需の不確定性が最大の試練=商務部。 商務部が5日公表した「中国の対外貿易情勢報告(2014年春季)」によると、今年5月以降、基数要因がなくなるに従い、貿易データが実際の状況をより反映し、中国の対外貿易は安定的に回復する見通しだという…

タグ: 中国貿易

発信時間: 2014-05-06 16:27:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国社会科学院世界経済政治研究所の宋泓氏は「総体的にみて今年の貿易の伸びは昨年と比べ横ばいか、少し上向く。昨年の偽取引の影響で貿易データの水増しがふくらんでいるため、輸出企業は貿易が実際に伸びている手ごたえを感じている」と話した。

 

商務部研究院の霍建国院長は「貿易の構造的変化が引き続き現れ、支柱的役割を果たし、2014年の貿易の安定的な成長の内生動力となる。総体的には2014年の貿易は依然として安定成長を維持し、2013年より少し上向きで、伸び率が8%を上回る可能性がある」と指摘する。

 

中国の輸出競争力は現在数々の挑戦に直面している。霍氏は「1~3月期の貿易データから年間の貿易拡大の圧力が大きいことがわかる。香港の要素を除いてもある程度は伸びるが、これまでよりもやや弱い。これは基数だけの問題ではなく、構造的問題で、中国の輸出競争力に問題がある」と懸念を示す。

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