第三に、保有資源や地の利を生かし、資源型産業の配置や方向性を強化する。西部には石炭や近代石炭加工、西南部には水力発電、北部には風力発電、沿岸部には造船などの拠点の建設を進める。北京・天津・河北地区や長江デルタ地区、珠江デルタ地区では、熱併給発電を除いて、エネルギー消費や汚染の高い石炭発電などの新規事業を禁じる。
第四に、産業の国際協力を深める。西部の対外開放のための産業プラットフォームを西部地区に設立し、国内のすぐれた企業による海外市場開拓を支援する。
第五に、地域に合った産業政策を実施し、環境を適切に保護し、用地や用水の節約や集約化を進める。産業移転や配置改善を通じて、中国経済の質の向上やグレードアップを促し、安定的で長期的な発展を実現する。