2012年7月に国務院が公布した関連計画によると、新エネルギー車には主に、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)が含まれ、ハイブリッド車は省エネカーの範疇に組み込まれた。
同計画では、15年をめどにEVとPHVの累計生産・販売台数を50万台に引き上げることが目標に掲げられた。
国務院発展研究センターの陳清泰研究員は、「中国が新エネルギー車を国家戦略に格上げするのは必要なことだ。これは石油などのエネルギーに対する過度の依存を軽減し、国のエネルギーの安全性を高め、大気汚染や温室効果ガスの排出を削減し、産業構造のバージョンアップを促進し、技術イノベーションの発展を実現する上でプラスになる」と話す。
中国自動車工業協会が今月9日に発表したデータによると、新エネルギー車は上半期に生産2万692台、販売2万477台を達成し、生産は前年同期の2.3倍、販売は同2.2倍という業績だった。いずれも上半期だけで前年の台数を上回った。