安倍首相の経済振興策、残された「最後の矢」

安倍首相の経済振興策、残された「最後の矢」。

タグ: 経済振興策 最後の矢

発信時間: 2014-08-24 10:13:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

いわゆる「アベノミクス」には3つの柱があり、これには財政刺激策と金融緩和策、構造改革が含まれ、「3本の矢」と呼ばれている。最初の2本の矢は1年目に打ち出され、成功を収めた。安倍首相は2012年12月就任後の1カ月で10兆3千億円にのぼる刺激策を打った。昨年には、日本銀行が大規模な量的緩和策を取り、2年足らずで日本経済に1兆4千億ドルを注ぎ込むことを約束した。

安倍首相は外交面でも大きな志を掲げている。安倍首相は就任以来すでに47カ国を訪問し、最も頻繁に外遊を行った首相となった。安倍首相は外交活動を東南アジアにも拡張している。日本とインドやオーストラリアとの関係の回復も模索している。

米国の外交問題評議会の日本担当上級研究員を務めるシーラ・スミス氏によると、安倍首相は総裁選において、中国に対する警戒の必要性を政策方針の中で最も強調した候補であり、安倍首相の議事日程は一貫してこの考えを根幹に置いてきた。安倍首相は、このような不安感の力を借りて一部の政策を進めつつある。昨年12月には、国家安全委員会の設立にこぎつけ、第1次安倍内閣時の2006年にできなかった志を果たした。同月はさらに、議論を巻き起こした秘密保護法を採択し、情報を守る新たな権利を国家機関に与え、秘密漏洩者に対する罰則を強化した。

 

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