ある米著名投資家は米テレビネットワークの財経チャンネル(CNBC)の取材に応じて、アリババの評価価格はこれまでの23倍になる見込みだと表明し、「この評価価格は今の中国市場の投資価値から言うと決して高くない」とも述べた。
梅新育氏は9日『環球時報』の取材に応じてこう語った。ポータルサイトが上場した当時、3社いずれも赤字だった。黒字化するモデルさえ構築できていなかった。ただ中国ネット経済の急速な発展という当時の勢いに乗って「中国ネット株バブル」を吹き上げただけだ。だが、今アリババの上場が注目される要因には資金調達の規模が非常に大きい他、突出した業績も一因になっている。アリババは中国のネットショッピン市場で75%ものシェアを持っている。欧米市場においては、極めて優秀な電子商取引企業でさえも市場に占める割合がせいぜい15%に過ぎない。一方、中国はすでにGDP世界NO2の国になっている。アリババの上場は人々に極めて大きな想像空間を与えるに違いない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年9月10日