住宅市場が厳冬に、株式市場に春の兆し
住宅市場が低迷し、株式市場が活況を呈する。これは多くの投資家が、今年になってから体感していることだ。
全国住宅市場の「バロメータ」とされる北京、上海、杭州、深センなどの1線都市では7月、住宅価格が初めて全面的に低下した。
住宅市場の深い調整とは対照的に、A株市場はこれまでの低迷の流れを覆し、回復の声が後を絶たない。
上海総合指数は、7月22日の2049.82ポイントから、9月16日には2347.94ポイントに上昇し、2カ月弱のうちに14.5%上昇した。「滬港通」(上海・香港間相互株式投資)、国有企業改革、インターネット金融、新エネルギーなどの刺激を受け、投資家の取引に対する意欲に火がつけられた。A株の新規口座開設者数は、9月12日まで4週連続で増加し、約半年ぶりの数値となった。取引口座数は1500万口に達し、3年ぶりの数値を記録した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年9月18日