盲目的な発展は終了へ
住宅を建設し、川に汚染物質を垂れ流し、山を爆破し石炭を掘る。地方、企業、個人は何はばかることなく周辺環境を破壊し、これによって得られた資金を使い生産能力を盲目的に拡大した。突如「余剰」の悪夢に見舞われ、暴利が一夜にして水泡に帰したほか、美しい山河が永遠に失われた。
この利益のみを求め、環境を発展に代え、今日を明日に代える「鶏を殺して卵を取る」急発展の心理状態は、必ずストップさせなければならない。新常態の中、資源消耗型·環境汚染型の荒削りな発展モデルは勢いを失っている。「池の水を抜き魚を捕る」という心理状態を捨てなければ、経済の構造調整、発展方式のモデルチェンジの絶好のチャンスを失うと同時に、民心を失うだろう。
中国の発展は重要な戦略的チャンスを迎えている。かつての浮ついた心理状態を捨て、自信を持ち流れに順応すれば、悠然と歩き、高品質·バランス·持続可能な発展を維持できる。
「中国証券報」より 2014年9月19日