9月の家計調査によると、各世帯の消費支出は前年同月比5.6%減となり、6ヶ月連続で減少した。同月の失業率は、3.6%とやや上昇した。また大幅な円安は日本の輸出を力強く促進しておらず、今年第3四半期の貨物輸出は1.9%の微増に留まった。
日本の12社の民間経済研究機関はこのほど、第3四半期の経済成長率を平均1.9%、通年を平均0.1%と予想し、これまでの予想を下方修正した。日銀は経済見通しについて「ゆるやかに回復」という評価を維持しているが、2014年度の経済成長率予想を1%から0.5%に引き下げた。
日本の多くの国民も、アベノミクスへの期待を失っている。朝日新聞の世論調査によると、回答者の45%はアベノミクスによる経済成長に期待しないと表明した。