広州交易会で発表された貿易の統計によると、10月25日時点の、中国の対日輸出(成約額)は1億3000万ドルと前年同期比0.7%減少。税関統計を見ても今年1~9月までの中国の対日軽工業製品の輸出額は260億1000万ドルと前年同期比1.24%の増加にとどまり、9月単月では4.3%の減少となった。
最近の日本の軽工業製品の急激な伸びには、為替の円安が大きく影響していることは間違いない。一部の中国企業の状況を見ると、円安で日本製品の輸出競争力が高まる一方で、輸入が減少している。
その結果、市場シェアの急減を余儀なくされている中国企業もある。 またこれとは別に多くの企業にとって、日本の100円ショップの中国進出は、『大きな警鐘』と指摘するもある。すなわち日本製品はコストパフォーマンスが優れているだけでなく、柔軟な販売方式や豊富な製品の種類も多いことが中国企業にとって脅威なのだという。
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