ポストQE時代の中国経済が直面する試練とチャンス

ポストQE時代の中国経済が直面する試練とチャンス。 米連邦準備制度理事会(FRB)は先般「無期限量的緩和策」と称されるQE3の終了を発表し、次は利上げに政策の重点を置くことを明らかにした…

タグ: 中国経済

発信時間: 2014-11-05 16:58:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国経済が直面する試練とチャンス

上海証券新聞:アジアの新興国市場の見通しをどう思われるか。FRBの金融政策では、資金が再び新興国市場に戻るだろうか。当該地域の金融市場の将来をどう見ているか。

Robert氏:高負債、不動産市場の供給過剰、経済の潜在的成長率の低下を含め、中国は今深刻な試練に直面している。我々は中国政府がこれらの問題をきちんと理解し、関連措置を講じて対応していくものだと信じている。もしアジアが構造改革の加速によって経済のファンダメンタル的問題を改善できれば、資金が新興国市場に戻るであろう。中級階層の台頭、優れた生産ネットワーク、都市化の余地の大きさ、相対的な未開拓資本市場など、アジアには非常に良い条件に恵まているからだ。

Tim Condon氏 リーマン・ショック以降、アジアの経済成長がペースダウンに見舞われ、中国は少なくとも3割ダウンした。中国は2015年の経済成長率が7.1%だと見ているが、ハードランディングにはならないだろう。

短期的に、金融市場のテーマはリスク選好とリスク回避という投資家の2つの投資パターンが交互に変化することだ。そのため、通貨当局は変化が生じた際に起こり得る、金融市場における資金の急増或いは資金の迅速的撤退に応じて、金融政策を用意しておくべきだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年11月5日

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