▽G20でのインフラ政策の合意を後押し
北京APECの開催に伴い、各界の中国の対外投資計画にも注目が集まっている。ある分析では、中国の対外投資は国内から海外の港湾・道路・鉄道などの投資を保証するものであり、国内の余剰生産能力を消化し、被投資国が運営する形になるという。中国のハイエンド製品の輸出されている欧州やアフリカにも注目が集まっている。
今後アジア・アフリカ・ラテンアメリカに大量のインフラ設備が輸出されることは、中国の先進技術の輸出に役立ち、中国経済のモデルチェンジにプラスになる良い選択である――との見方もある。