2015年、『一帯一路』が本格的幕開けへ

2015年、『一帯一路』が本格的幕開けへ。

タグ: 一帯一路 高速鉄道 

発信時間: 2014-12-18 16:56:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 

 ▼株価パフォーマンスは車輌・通信銘柄に妙味か▼

ある報道によると、中国鉄建・鉄三院・南車青島四方によって設立された財団が、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ全長340キロ、総投資額678億元の高速鉄道プロジェクトを受注したとされる。中国南車は12月15日、アルゼンチンの鉄道改造プロジェクト向けに総額17億元の車輌設備を受注したと発表した。

このほか中国は現在、トルコ、タイ、ブラジル、メキシコ、米国など、少なくとも20カ国以上の国・地域と高速鉄道の協力や協議を行っており、その総距離は1万キロ、投資額は3兆ドルに達する。その中で中国が協力合意に達している鉄道には、ルーマニアの沿岸鉄道、インドのデリー―チェンナイの高速鉄道、タイの2本の高速道路、ロシアのモスクワ―カザン高速鉄道の北京に向かう路線などがある。中国の高速鉄道各社は、政府の海外進出支援の下、豊富な建設実績と優遇金利をバックにして、全世界の中で高い競争力を維持。『一帯一路』計画で一番の恩恵を受けると見られている。

東方証券は、「高速鉄道各社は海外進出による業績向上期待で、バリュエーション評価が高まる可能性がある。現在高速鉄道関連としては、インフラ部門では中国中鉄・中国鉄建、車輌製造トップでは中国南車・中国北車、通信管理システムでは鼎漢技術・永貴電器・世紀瑞爾などがある。高速鉄道全体の産業チェーンから見ると、成長性の点では車輌製造や通信部門がインフラ企業より高く、バリュエーション評価にふさわしい株価形成が期待される」との見方を示した。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月18日

 

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