現在、我が国の経済は「新常態」の時代に入った。「二つの目標」は、中高速成長を維持するだけでなく、中高度の水準へまい進することも含まれている。我が国の経済は重大な岐路に立っている。いま我々は、以前のようにやみくもに数字を追い求める必要はないかも知れない。しかし「ホッと一息」するのも禁物だ。新しい状況に突入した今日こそ、我々は貢献しなければならない。何をすべきか。それはイノベーションという試行錯誤であり、発展のモデルチェンジという試行錯誤だ。科学技術のイノベーションを不断に行い、経済発展に貢献することだ。はっきり言えば、我々はアップルやマイクロソフトのような、経済のモデルチェンジを促進させるイノベーティブな新しい企業を欲している。
過去の数年、我々は「世界の工場」だった。もしこれが発展のために不可欠な通過地点だったとすれば、5年後、10年後、20年後でも「世界の工場」のままだったら喜べるはずがない。「中国で組み立てられた」という表記を刻まれ、長期に渡って生産チェーンの末端に留まるわけにはいかない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年4月18日