日本は現在、インドのムンバイとアーメダバードを結ぶ高速鉄道の実行可能性調査を実施中。一方、中国は来年から、デリー~チェンナイ高速鉄道の調査を始める予定。デリー~チェンナイ高速鉄道は、インド政府が建設を構想している「ダイヤモンド四辺形」路線網の一部で、主要都市を高速鉄道で結ぶ計画だ。◇デリー~ムンバイ、◇ムンバイ~チェンナイ、◇チェンナイ~コルカタ、◇コルカタ~デリー、◇ムンバイ~コルカタ――などの路線が含まれる。
インド初の高速鉄道の受注をめぐっては、同国の鉄道市場に中国より数十年前から進出している日本が、機先を制している状況だ。技術力や手厚い融資条件に加え、日本の積極的な売り込みも大きな要因だとみられている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月16日